株式会社エフ・エフ・ファクトリーは、北海道産大麦若葉エキス(青汁)を中心に展開しており、そのCEOが健康・美容情報を中心に発信します。
社会情勢や世間の話題等々についても個人的な見解を述べていきますので、どうぞお楽しみに。

この地名は濁る?、濁らない?

難読漢字ではなくとも、つい読み間違いしてしまう地名がありますよね。
その代表例が「茨城(県)」。
「いばら」ではなく、「いばら」と濁点が付かないのが正しい読み方です。
また、大阪府には「茨木(市)」がありますが、こちらも茨城同様、濁らず「いばら」と読みます。


それでは「有田(市)」は何と読むか知っていますか?

有田市は和歌山県中部に位置する地方都市。
この都市は知名度は高くないかもしれませんが、名産品の「有田みかん」はご存知の人も多いでしょう。

20241206有田みかん

その有田(市)は「あり」ではなく、「あり」と濁点が付くのが正しい読み方。
一方、有田焼で有名な佐賀県の「有田(町)」は濁らず「あり」と読みます。


さて、我が国にはミカンの産地がいくつもありますが、個人的には有田みかんが一番好きです。
長い歴史を有し、多くの方に愛される有田みかんですが、近年では他の産地と同じく温暖化による「浮き皮」などに悩まされているよう。
和歌山県農林水産部も温暖化に対応した技術や優良新品種の導入を喫緊の課題として挙げています。
私の好きな有田みかん、農家の皆さんが温暖化に上手く対応することを願ってやみません・・・

20200304グラス

これからの12月は冬ときどき夏?

20年前の今日、季節外れの温帯低気圧が接近した影響で、熊谷市(埼玉)26.3℃、前橋市(群馬)25.2℃、水戸市(茨城)25℃など、関東各地で夏日となりました。
※夏日は最高気温25℃以上
12月での夏日は、気象庁観測史上初の出来事でした。

20241205夏日を12月に記録


12月に夏日を記録したのはこの年だけではなく、その後たびたび25℃以上が観測されるように。
昨年も12月16日に小田原市(神奈川)で26℃を観測するなど、全国各地で12月に夏日を記録しています。
また夏日にはならなくとも、多くの観測地点で12月の史上最高気温を近年記録していますね。


私は厚着を余儀なくされる冬よりも夏の方が好きなので暖冬は歓迎なのですが、それにしても程度がありますよね。
私の子供の頃の常識では、12月どころか10月でも夏日は考えられません・・・


温暖化という自然環境の大きなトレンドはしばらく変わることはないでしょう。
温暖化を食い止めることを考えるのは必要かもしれませんが、それよりも温暖化に対応していく姿勢の方が重要だと思いませんか。
歴史を振り返ってみると、環境の変化に対応できなかった者が衰退・絶滅していますから・・・

20200304グラス

炬燵で丸くなるだけでなく、寒い冬でもきびきび歩きましょう

20241204炬燵に猫

寒くなると外に出掛けるのがおっくうになりがち。
ついつい家の中に籠ってしまい、知らず知らずのうちに運動不足に。
また、体を丸めて姿勢が悪くなったり、歩く時にも歩幅が狭くなったりしていませんか?


心身の健康面からみると、歩くときの「歩幅」と「速度」はとても重要です。

20220322ウォーキング


歩幅を広げて歩くことは健康や筋力アップにつながるだけでなく、「歩幅を広げて歩くことが認知症予防に役立つ」という研究結果も報告されています。
国立環境研究所の研究によると
歩幅が狭い人は広い人に比べ、認知機能低下のリスクが3倍以上
歩幅が狭い状態のまま年齢を重ねると認知症発症のリスクが2倍以上
のこと。


そして「歩幅を広げる」だけでなく、「速く歩くこと」も大切なポイント。
歩行速度が時速3.2km未満のゆっくり歩きの人と比べ、時速3.2~4.8km(普通の速度)で歩く人は「1.9倍」、時速4.8km以上のやや早歩きで歩くことができる人は「2.68倍」、9年後の健康状態が良いという結果が報告されています。
この他にも歩行速度と平均寿命に正の相関があるという調査結果もありますから、速く歩くことができる人は健康寿命が長いと言えるでしょう。


寒い冬に炬燵で丸くなるのも楽しいものですが、運動不足解消のためにも天気の良い日などは積極的に外出することを心掛けたいもの。
その際、寒さでつい猫背になりゆっくり歩きがちですが、未来の健康のためにも歩幅を広げてきびきび歩くことを意識しましょうね

20200304グラス



12月に駆け込み注文が集中する「ふるさと納税」ですが・・・

師走になると、何だか世の中が慌ただしくなるような気がしませんか。
いくつも用事が重なることがその要因のひとつでしょうね。
忘年会、クリスマス、大掃除、年末の挨拶回り、年越し・正月の準備、年賀状、仕事納め、帰省、等々。
そして、駆け込み注文により「ふるさと納税」も12月に集中するようです。

20231207ふるさと納税


納税とあるため寄付の意識はないかもしれませんが、「ふるさと納税」とは自分の故郷や応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄付ができる制度のことです。

換言すると、ふるさと納税は居住地に納めるべき住民税を、自分が住んでいない自治体に寄付すること。
住民税とは、自治体が行政サービスを提供するために必要な経費を賄うものであり、その地域の住民が負担し合うもの(受益と負担の関係)。

自らが居住する自治体の行政サービスに使われるべき住民税の減収につながることから、地方税の原則である「受益と負担」を歪める制度と言えるのでは・・・



お世話になった地域に純然たる寄付を行うのであれば、この制度も理解はできます。

しかし、ふるさと納税利用者は自分の故郷や応援したい自治体に寄付しているのではなく、大半が返礼品目当てというのが現実です。


20231207ふるさと納税で重視する理由



そして、ふるさと納税は受益と負担の原則を歪めるだけでなく、日本全体で考えると大きな税収減を引き起こしています。


ふるさと納税額を100とすると、

 ・返礼品:30

 ・送料等:10

 ・仲介サイト企業への手数料:10

のコストが掛かります(概算)

本来100納めるべき税金が半額の50に、ふるさと納税は我が国の税収を半減しているのです。


2023年度のふるさと納税寄附額は約1兆1,175億円、件数は約5,894万件と過去最高を更新しました。

つまり、昨年度だけで6,000億円近い税金が減少したことになります。

政府はふるさと納税2兆円を目指す姿勢を示しており、そうなると1兆円の税金が・・・



少子化対策や増加の一途を続ける国民医療費など、我が国には財源を必要とする重要政策が山積しています。

そのようななか、税収を半減させるふるさと納税制度の見直しは必須ではないでしょうか。

これだけ多くの利権が絡んでいると後戻りは困難でしょうが、私はふるさと納税を行わないことでこの制度には反対したいと思います・・・

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若い頃からのコンビニ習慣、将来の認知症につながる?

1万人以上の成人を対象にしたブラジルでの調査によると、「1日のカロリーの20%以上を超加工食品から摂取している人は、10年の間に認知機能が低下するリスクが高い」ことが明らかになっています。

20221220認知症


ブラジルの調査では、「1日のカロリーの20%以上を超加工食品から摂取している人は、20%以下しか摂取していない人よりも、全般的な認知機能の低下速度が28%も速かった」とのこと。
論文では、脳の実行機能を司る部分が特に大きな打撃を受けているようだと指摘しています。


「超加工食品」とは、糖分や塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品で、硬化油・添加糖・香味料・乳化剤・保存料など添加物を加え、工業的な過程を経て作られる食品のこと。

20221220超加工食品

具体的には、
・清涼飲料や炭酸飲料
・ポテトチップスなどのスナック菓子
・菓子パン、総菜パン
・カップ麺などのインスタント食品
・ピザ、ホットドッグ
・ケーキ、クッキー、ビスケット、パイ
・ミルクシェイク、カスタード
・ドーナツ、マフィン
・シリアル
・パスタなどの冷凍食品
・アイスクリーム
・ミートボール、チキンナゲット
などが挙げられます。


ブラジルにおける超加工食品の平均的な摂取量は25~30%とみられますが、ニューヨーク大学の研究発表(2021年)によると、米国では摂取カロリーの約57%が超加工食品によるものとのこと。
そして超加工食品大国とも呼べる米国でも、ブラジルと同様の研究結果が。
米国神経学会(AAN)の7万人超を対象とした調査では、「超加工食品の毎日の摂取量が10%増加するごとに、認知症のリスクは25%高くなる」ことが明らかになっています。


健康リスクが大きい超加工食品は、私たちの周りに溢れています。
その最たるものがコンビニエンスストアでは。
20221220コンビニ
我が国では全国どこに行ってもコンビニがあり、とても便利な存在ですが、コンビニに置いてある食品の多くが超加工食品といっても過言ではないでしょう。
普段あなたがコンビニで買う物を思い出すと納得するのでは。
毎日毎日コンビニで買ったものを食べていると、便利さや快楽と引き換えに、かけがえのない健康を徐々に失っていくかも・・・


「認知症は高齢者の病気だし・・・」と考えている人もいるでしょう。
確かにアルツハイマー病など認知症を発症するのは高齢になってからですが、若いときから脳内ではアルツハイマー病が進行しているかもしれません。
アルツハイマー病は進行が遅く、脳内で前兆がみられてから発症まで20~25年といわれており、仮に70歳で発症となると、40歳代から脳内でアルツハイマー病が進行しているのです。

そして忘れてはならないのは、アルツハイマー病は不可逆的な進行性の脳疾患だという点
アルツハイマー病を一旦発症してしまうと、症状を改善させることは叶わず、病気の進行を遅らせることしかできないのです


若い頃から意識すべき対策は、当然ながら超加工食品を食べる機会や量を減らすことがそのひとつ。
超加工食品の10%を、新鮮な野菜、豆類、果物、魚などの未加工または最小限の加工をしている食品に置き換えた場合は、認知症リスクは19%低下する」とのデータもあります。

20200304グラス


ギャラリー
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