難読漢字ではなくとも、つい読み間違いしてしまう地名がありますよね。
その代表例が「茨城(県)」。
「いばらぎ」ではなく、「いばらき」と濁点が付かないのが正しい読み方です。
また、大阪府には「茨木(市)」がありますが、こちらも茨城同様、濁らず「いばらき」と読みます。
それでは「有田(市)」は何と読むか知っていますか?
有田市は和歌山県中部に位置する地方都市。
この都市は知名度は高くないかもしれませんが、名産品の「有田みかん」はご存知の人も多いでしょう。
その有田(市)は「ありた」ではなく、「ありだ」と濁点が付くのが正しい読み方。
一方、有田焼で有名な佐賀県の「有田(町)」は濁らず「ありた」と読みます。
さて、我が国にはミカンの産地がいくつもありますが、個人的には有田みかんが一番好きです。
長い歴史を有し、多くの方に愛される有田みかんですが、近年では他の産地と同じく温暖化による「浮き皮」などに悩まされているよう。
和歌山県農林水産部も温暖化に対応した技術や優良新品種の導入を喫緊の課題として挙げています。
私の好きな有田みかん、農家の皆さんが温暖化に上手く対応することを願ってやみません・・・