20211126パスポート

身分を証明するものといえば、運転免許証、マイナンバーカード、保険証、そしてパスポート。
パスポートは日本国内だけでなく世界中で通用しますね。

さて、先月に2021年版世界のパスポートランキングが発表されました。
このランキングは、ビザ(査証)を取得せずに海外旅行に行ける国や地域の数を、国別に比較したもの。
英国ヘンリー・アンド・パートナーズがIATA(国際航空運送協会)のデータに基づき、四半期ごとに集計しています。

2021年10月に発表された第4四半期のランキングは以下の通り。
※( )内はスコア=国・地域数

1位 日本、シンガポール(192)
2位 ドイツ、韓国(190)
3位 フィンランド、イタリア、ルクセンブルグ、スペイン(189)
4位 オーストリア、デンマーク(188)
5位 フランス、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデン(187)
6位 ベルギー、ニュージーランド、スイス(186)
7位 チェコ、ギリシャ、マルタ、ノルウェー、イギリス、アメリカ(185)
8位 オーストラリア、カナダ(184)
9位 ハンガリー(183)
10位 リトアニアポーランド、スロバキア(182)


シンガポールと並んで我が国は、ビザなしで最も多くの国や地域を訪れることができます。
日本国民は多くの国や地域からの信用度が高いとも換言できるでしょうか。


ビザについて若い頃の思い出をひとつ。
学生時代に初めての海外旅行、マレーシア、シンガポール、香港、台湾を周る旅(約3週間)を計画しました。
いわゆるツアー旅行ではなく、往復のエアチケットを予約しただけの自由旅行。
初めての海外旅行なのに、若いときは怖いもの知らずだったのでしょうか。
マレーシアの途中までは友人と旅したのですが、その後は一人で諸国を巡ることに。
当時、海外の情報源は『地球の歩き方』くらいしかなく、香港へ向かう機内で香港版、台湾版のそれを読み、次の旅先への期待を膨らませていました。
そこで思わぬ事実を発見!
日本でビザの事は全く頭になかったのですが、台湾入国にはビザが必要とのこと。
一瞬目の前が真っ暗になったような気がしましたが、気を取り直し打開策の検討に。
その結果、どうにか香港で台湾のビザを取得することができました。
ビザの取得費用が日本よりも安上がりだったので、結果オーライだったかな。
備えあれば患いなし、事前準備の重要性を認識させられた出来事でした・・・