昨日、大正製薬が申請していた肥満の改善を助ける飲み薬アライ（一般名・オルリスタット）について、厚労省の専門部会は国内での製造販売の承認を了承しました。
この薬は有効成分が消化管内の酵素に作用することで、腸で脂肪を吸収しにくくする効果があるとされています。
来年3月に正式に承認される見込みで、国内で肥満を対象とした初めての薬になります。
日本でも肥満を解消するために薬に頼るようになったのか、というのが第一印象です。
当然ながら薬には「副作用」がありますので、お手軽に痩せるためにいったい何を犠牲にするのでしょうか・・・
肥満と聞いて連想するのは「メタボリックシンドローム」。
そのメタボから様々な病気につながります（メタボリックドミノ）ので、ドミノ倒しの出発点である肥満（内臓脂肪の蓄積）を予防・改善することが健康にとって重要なのは疑いようがありません。
ただ、いくらドミノ倒しの出発点である肥満を解消させても、そのために薬の副作用で新たなトラブルを招いては本末転倒では。
内臓脂肪を蓄積させない手段は、良き食習慣と良き運動習慣にしたいものですね
追記
