大手生命保険会社が実施した『サラっと一句!わたしの川柳コンクール(サラ川)』で、全国優秀100句が決定しました。

20230127サラ川

2022年の世相としてコロナ関連(マスク、リモート、ワクチンなど)や物価高などを詠んだ句が多くみられますね。
この全国優秀100句の中から私が面白いと思ったものを20句選んでみました。


『青春に 打ち込んだもの 嗚呼ワクチン』

『パスワード つぶやきながら 入れる父』

『メタバース 四番打者かと 孫に聞く』

『物価高 食べる量減り 健康に』

『ワクチンと 村上打って 熱上がる』

『サイフより スマホ忘れが 致命傷』

『マニュアルを 作るマニュアル 求む部下』

『熱が出て はじめて個室 もらう父』

『また値上げ 節約生活 もう音上げ』

『ITの 推進会議 紙資料』

『外ヅラと ウェブヅラは良い うちの妻』

『入社して 出社したのは 三年後』

『店員が 手とり足とり セルフレジ』

『リモートで 会社も家も 席はなし』

『手を繋ぐ 直前娘が 消毒を』

『わかづくり したのに通る シニア割り』

『オーダーが もはや呪文の 街のカフェ』

『淡い恋 夢が破れる ノーマスク』

『運動会 マスクでわからず 他人撮る』

『おやじギャグ ミュート機能で スルーされ』


最後に私も一句。
『体内も 消毒せねばと 晩酌を』
お粗末・・・


追記
『アルコール 消毒せねば 体内も』の方がわかりやすいでしょうか。