今月19日に告示され、明後日の31日に投開票の総選挙。
当日投票が困難な人は30日まで期日前投票が可能ですので、ネットにて投票してください。
「あれ、ネットで期日前投票できたっけ?」と思った人は、少し勘違いしているかもしれません。
この選挙は第49回衆議院議員総選挙ではなく、第2回北海道豊浦町「海産」総選挙なのです。
北海道豊浦町は、噴火湾においてホタテ養殖を最初に成功させた「ホタテ養殖発症の地」。
このホタテに限らず、豊浦町内で水揚げされる代表的な海の幸を「立候補者」と見立て、人気No.1を決定するのが『北海道豊浦町 第2回「海産」総選挙』なのです。
ホタテの名産地だからでしょう、第1回総選挙では「ホタテ」がトップとなりました。
今回もホタテは有力な候補ですが、私が注目する候補は「ブリ(鰤)」。
温暖化や海流変化などが原因で、北海道では秋鮭の漁獲量が減少傾向なのに対し、ブリは近年漁獲量が激増しています。
ただ、北海道民にはブリを食べる習慣がないらしく、数年前に北海道在住の友人から聞いたのは「大半は食べずに処分」とのこと。
実際、北海道のブリ消費量は都道県別で全国第46位。(最下位は沖縄)
全国平均の約1/3、トップの富山の約17%と、北海道民はこれまでブリを食べる習慣がほとんどなかったと言えるでしょう。
そのような中、ブリの漁獲量が多いだけなのか、ブリを食べる習慣が生まれつつあるのか、ブリ候補の得票数に注目ですね。
さて、いざどの候補に投票するか考えると、実に悩ましいですね。
ちなみに中学生への魚論調査では「サケ」がダントツ人気のよう。
サケ・イクラも好きですが、魚介類好きの私は「あれも食いたい、これも食いたい」と目移りしてしまいます。
海産総選挙の応援コメントに「魅力的な魚介類ばかり。本物の衆院選でも、もっと魅力的な候補者がいればいいのに」とあるのも納得ですね・・・
追記
言うまでもないことですが、魅力的な候補者がいようがいまいが、人間の選挙では必ず投票しましょう。
魅力的な魚介類ばかり。本物の衆院選でも、もっと魅力的な候補者がいればいいのに