本日(11/30)は「鏡の日」。
「いい(11)ミラー(30)」の語呂合せですね。
「鏡」と聞くと、様々なことを連想するでしょう。
私もそうですが、今回は美容・健康に関連することを。
目の前にいる人が何も語らなくても、その人の佇まいを見るだけでその人の精神状態が分かるときがありませんか。
喜びや怒り、悲しみといった内面の感情が、体の表面に滲み出ているかのように。
体のなかでも、顔(表情)に最も強く感情が現れると言えるでしょうか。
嬉しいときは自然と笑顔になり、辛いときは知らず知らずのうちに暗く沈んだ表情になります。
「顔は心を映す鏡」とはよく言ったものですね。
顔以外にも、体の内面を映すところがあります。
それが「お肌」。
体調が悪いときにお肌が荒れたり、吹き出物ができた経験はありませんか?
そんなときに化粧品や塗り薬に頼っても、思うような効果が出ないかもしれません。
また少し改善しても、すぐにお肌の調子が悪くなる・・・
それは、お肌の不調の原因が体内や内臓のトラブルによるため。
つまり、「お肌は内臓を映す鏡」なのですね。
顔は心を、お肌は内臓を映し出しますが、両者には密接な関係があります。
よく「心身の健康」といいますが、顔は心の健康を、お肌は身体の健康を反映しています。
しかし、心と身体はお互い影響を与え合う、不可分の存在。
お肌は内臓だけでなく、心の健康(過度なストレス等)を映す鏡とも言えそうですね。
人体には面白い特性があります。
そのひとつが「笑顔」。
「笑うことにより免疫力が上がる」ことをご存じの人も多いと思います。
楽しいから笑顔になり、その結果免疫力が上がると思われがちですが、実はそうではありません。
辛い状況で心の中で泣いていたとしても笑顔を作るだけで、免疫力が上がることが知られています。
(だから、つまらないおやじギャグにも笑顔で返しましょう)
お肌の不調を塗り薬等で改善しても、内臓が良くなることはなく、健康的にはならないでしょう。
ところが、無理矢理にでも笑顔を作れば、心は晴れてなくとも、免疫力が上がり健康的になるのです。
あなたの笑顔は、あなたの周りを明るくします。
それと同時に、あなた自身の免疫力も高めてくれます。
よく「情けは人の為ならず」と言いますが、「笑顔は人の為ならず」なのかもしれませんね
追記
フランスの哲学者アラン曰く「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」『幸福論』より