20210219聖火リレー

島根県の丸山達也知事が17日、松江市内で臨時に開いた東京五輪聖火リレー県実行委員会で、島根県内で5月に開く予定の聖火リレー中止検討を正式に表明しました。
新型コロナの感染拡大が封じ込められない政府と東京都の対応を批判し、聖火リレー開催可否の判断は「状況の推移を1ヶ月程度見る」と説明。


(ここからの内容はジョークを含みます)

島根県知事の発言内容やタイミングはともかくとして、島根県だけが不参加でも聖火リレーに大きな支障は生じません。
(島根県の人口が東京・足立区のそれと変わらないからではありません)
島根県を通らずに日本全国をリレーすることは容易ですから。

これは島根県だけに限りません。
単独での不参加であれば、どの都道府県でも聖火リレーに大した問題は起こりません。

ただ、1県だけ例外が存在します。
それは「兵庫県」です。

20210219兵庫県

兵庫県が不参加となると、本州が二分されてしまい、大阪・京都から岡山・鳥取へと行くことができません。
無理矢理リレーするならば、和歌山県から海路で徳島県へ渡り、香川県または愛媛県から中国地方へ行くしかないでしょう。


依然として東京オリンピックは中止・延期の可能性があり、100%開催とは断言できない状況です。
そのような不安定な情勢のなか、島根県知事の発言を評価することは難しいですね。
聖火リレーの実施確定後に、それへの不参加を島根県が決定してから、島根県知事は表明しても良かったのでは・・・


追記
政治家や首長のパフォーマンスにはもう飽き飽き。
聖火リレーの実施が決定しても島根県が不参加なら、丸山知事をある意味見直すかもしれませんが。